活動報告・レポート
2010年10月20日(水)
新エネルギー
新エネルギー
 風力発電とメガソーラーに関しての協議を行いました。和歌山県内での立地に関しては、日照時間は全国で三位となっていますから、太陽光発電の適地であることは間違いありません。参考までに、沖縄県が一位、静岡県が二位、和歌山県と同水準なのは宮崎県です。日本地図を見ると日本列島の南部に位置している和歌山県、静岡県、宮崎県、そして沖縄県の日照時間が長いことが良く分かります。
 既にメガソーラーの計画地点がありますが、それ以外の立地の可能性について話し合いました。和歌山県にとっては製造業が進出してくれることが理想なのですが、立地は簡単ではありません。現状では進出してくれない工業用地がありますが、もし新エネルギーで供給できる用地があれば、検討材料として違った展開も考えられます。企業立地の可能性に関しては道路、適地性などと同様に、エネルギーも要素になる環境の時代に入っています。
 また風力発電に関して、自然公園、環境条例、保安林の解除などの問題があり、協議に時間がかかります。自然公園内や和歌山県環境条例の規制範囲での建設は難しいこと、そして保安林内での建設も簡単ではありません。景観や林業との連携など適地性を検討する材料をいただきました。
学ぶ
 生きることは学ぶことですが、学ぶためには先人である大人が教えるための技術が必要です。教え方が下手な大人、例えば大学の先生が、面白くもない講義を実施していても、生徒は寝ているか私語を繰り返すだけです。
 生徒の態度も良くありませんが、教える側の責任もあります。昔の人が偉かったように思っていますが、今とは環境が違います。寺子屋の時代の子どもは良く学んでいたと思いますが、学ぶことが楽しかったから学んでいたのです。当然のことですが、当時はテレビゲームやカラオケ、映画などはありませんから、打ち込める対象が限定されていたのです。勉強をすることが好きだったので学んでいたのです。現代社会は楽しみが溢れていますから、勉強することが楽しみではなくなっています。勉強して知識を得ることよりも娯楽やエンターテイメントが溢れていますから、楽しむための行動特性としてはそちらに向かいます。
 大学の授業がつまらないという意見があります。裏を返すと、大学の授業は楽しくないのです。もし楽しくて就職にも役立つ授業であれば、就職を希望する段階の大学生の人気になります。教材を読むだけでは勉強は楽しくありません。経済や経営に関する事実を伝えることが気付きであり学びなのです。
 経営学の初歩について教えてくれました。現役の大学生が分からなかった問題です。山を歩いていると目前に虎が現れました。虎の前にいるのは自分と友人の2人です。人が助かる方法を考えなさいという授業がありました。その変え方は次のようなものです。回答は、虎が狩りを実施するのは空腹の時だけです。自分ではない一人、つまり友人の背中を押して虎の犠牲にすれば自分は助かります。友人の背中を押し飛ばして、虎の犠牲にするのです。このように、弱肉強食、裏切ることは当たり前という前提に沿った経済活動が繰り広げられています。
 また、授業で聞いた内容が楽しいものであったら、将来、自分の周囲の人の幸せ指数を高めてくれると思っている生徒もいると思います。このように学校の講義の時間が楽しいものであれば、眠ることなく、私語を言うのではなく生徒は学ぶのです。学校が楽しい授業を行うと学ぶ人は増えていきます。
その他
  • 後援会と政治経済エネルギー研究会に関する打合せを行いました。いよいよ今月22日に新しく発足する研究会が順調にスタートできることを願っています。
  • 和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会が開催されたので参加してきました。提案された案件は全て承認されたので、来週の例会に図ることにしています。