掲載記事
2020年12月11日(金)
県議会ロケット産業の今後について
和歌山放送

串本町の小型ロケット発射場整備に関連して、和歌山県の仁坂吉伸知事は「宇宙関連ビジネスを出来るだけ発射場の周辺に集めて発展させたいが、県外の他の地域も気づき始めていて、東京の外縁的な拡散にとどまらないよう、全力を挙げたい」と意気込みを示しました。

きょう(11日)開かれた12月定例県議会の一般質問で、改新クラブの片桐章浩議員が、人工衛星や通信携帯端末、半導体など、関連する宇宙ハイテク産業を小型ロケット発射場周辺に集積させる企業誘致を求めました。これに対し、仁坂知事はその重要性に理解を示したうえで「首都圏などの他地域も気づき始めていて、東京の外縁的な拡散にとどまらないよう、全力を挙げたい」と答えました。