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2017年8月24日(木)
関西広域連合議会定例会で片桐県議が質問
和歌山放送
関西広域連合議会

和歌山県など近畿と、その周辺の府県や政令指定都市の議会で構成する関西広域連合議会の定例会がきょう(24日)、大津市の滋賀県議会議場で開かれ、一般質問で、和歌山県議会・改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員が関西の観光や文化の振興策について質問しました。

片桐議員はまず、きょうは、和歌山市出身で明治政府で外務大臣を務めた陸奥宗光の没後120年にあたり、これに合わせて和歌山県内で様々なイベントが行われていることや、来年(2018年)の明治維新から150年の節目に向けて関西広域連合の構成自治体で計画が行われていることを紹介しました。

その上で、「明治維新の大きな舞台となった関西は歴史文化観光の地として十分魅力的で、今以上に国内外の観光客を呼び込むポテンシャルがある。関西広域連合としても、記念すべき節目を観光ツールとして生かすべきだ」と話し、それぞれの土地を代表する偉人を紹介するサミットの開催など、関西にゆかりのある歴史や文化を切り口にした政策の検討について当局の考えを質しました。

関西広域連合議会

これに対し、広域観光・文化・スポーツ振興担当の京都府の山田啓二(やまだ・けいじ)知事が「明治維新をキーワードに、資源や財産としてまとめることも必要だ。守る文化から生かす文化に変化している中、これを機に統一感のある事業ができるよう努力したい」と答弁しました。

片桐議員はこのほか、「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートや、水素エネルギーなどを活用した関西のエネルギー政策についても質問しました。