掲載記事
2012年3月8日(木)
「各地の民話を英語教材に 和歌山県教委」
和歌山新報

県教委は来年度、 小学校の外国語活動に生かすため、 県内各地の民話を英語にした教材を作成し、 約280校に配布する。 西下博通教育長が片桐章浩議員(改新クラブ)の 一般質問に答えた。

本年度から全国の小学校で外国語活動が必修化されている。 県教委学校指導課によると、 県内の全小学校は平成17年から授業に英語活動を取り入れている。

本年度は県独自の取り組みとして、 英語に訳した日本昔話をネイティブスピーカーが読み聞かせるCDRの教材を作成し、 全小学校に配布した。 来年度は地域の民話を分かりやすく英 訳した絵本のような教材を配布する予定という。

西下教育長は 「教員の指導力や教材開発など、 学校現場の求めに応えられるよう支援に努めてまいります」 と述べた。