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2011年6月23日(木)
県議会6月定例会・一般質問3日目
和歌山放送
和歌山県の6月定例県議会の一般質問は、きょう(23日)3日目が行われ、ダムやため池の防災対策や、和歌山市の福祉避難所に関する質問がありました。
きょう(23日)質問したのは、午前中は、共産党県議団の松坂英樹(まつさか・ひでき)議員と、自民党県議団の川口文章(かわぐち・ふみあき)議員、午後は、改新(かいしん)クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員と、自民党県議団の濱口太史(はまぐち・たいし)議員の4人です。
このうち共産党県議団の松坂議員は、東日本大震災を受け、県のダムやため池の震災対策や被害想定について県側の姿勢を質(ただ)したのに対して、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「これまでダムの安全性に関わる事態は無いが、県が行っている防災対策の見直しの一環で再度安全性を確認させている。
ため池も県の整備事業で耐震診断を行い、自治体や地域と連携して保全活動を行っている」と答弁しました。一方、改新クラブの片桐議員は、災害時、要援護者を支援する福祉避難所が和歌山市内に1カ所もない事を問題視し、県に対して速やかな避難所整備を和歌山市に促すよう要望しました。
きょう(23日)はこのほか、再生エネルギー問題や紀伊半島一周高速道路の整備問題、旧・県議会議事堂「一乗閣(いちじょうかく)」の早期修復についてなど、質問や要望が議題にあがりました。